アトピー性皮膚炎専門湯治施設

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お客様の声

ここに来たらなんとかなる!

  • 今回の湯治人は、秋田県秋田市にお住まいの「京屋 真樹子」さんです。

  • 幼い頃から、ステロイド剤を塗り続けてきた――。そういう方は多いことでしょう。今日ここにご登場の京屋さんもその一人です。ずっと頼ってきた薬を断つ!そうと決めたら、ステロイド剤の離脱が仮にどれほど激しく現れたとしても「迎え撃つ覚悟」だった。そんな肝の据わった女性です。
    京屋さんにその覚悟ができたのは、ここ、九州ホスメックリカバリーセンター(以下、HRC)があったからこそだとか。自宅では乗り越えられないかもしれない状況・状態も、HRCで迎えることができれば怖いものなし。だってここにはオムバスの相談員も常駐するし、最高の温泉も湧いているのだから。「来るなら来い!」、そう構えてHRCに向かったお気持ち、滞在中の様子、そして今をお話ししていただきました。

  • ここに来たらなんとかなる!
  • ステロイド剤には長く頼ってこられたのです か?

    「20年以上、毎日塗ってきましたね。ずっと薬でアトピーを抑え続けていましたが、働き出してからは薬が効かなくなってきたんです。そ して、去年5月末、薬を捨てて、ここHRCに来ました」

    薬を手放す怖さはありましたか?

    「そうですね。ずっと頼ってきたので不安もありましたが、同時にもうこれからは塗らなくて済むとも思えて、気持ち的には楽になりました」

    ところで、HRCの存在をどうやって知ったのですか?

    「実は高校生の頃に雑誌『アトピーを治したい』をたまたま読んだんです。そのときにステロイドの怖さも知りましたし、誌面で紹介されていたHRCの記事を読んで、その頃から漠然とここに来たいなぁと思っていたんです」

    そして、漠然と思っていたことをいよいよ実行に移すときがきたということですね。

    「実際、薬では症状を抑えられなくなっていましたし、ここに来て治すんだ!と。いろんな地域からつらい症状を抱えた人がたくさん来ているはずのHRCで私もがんばろうって。温泉もすごい楽しみでしたので、気持ちは前向きに来られました」

    なんでも、HRCの滞在費は自分で貯められたとか?

    「はい。3カ月分くらいの滞在費を貯めようと、昼間は事務のパート、深夜はカラオケ屋でバイトをして貯めました」

    そうして昨年の5月末からはじめてのHRC滞在。覚悟していた離脱は実際どう訪れましたか?

    「予定では離脱を乗り越えるまで3カ月くらい滞在しようと決めていたのですが、なんと!離脱は出ずに、逆にどんどんよくなっていったんです。なので滞在は約1カ月になりました。離脱がくるものと覚悟していたのに出ないので逆に焦りました。相談員さんにどう しようと聞くと『今、どんどんよくなっている状態もそのまま”いい”と受け止めて、もし出たら出たでそれもいい。それぐらいの気持ちでいたらいいのでは』と言われて、気が楽になったのを覚えています」

    どんどんよくなっていったとのこと。最初、どのような状態で来られたのですか?

    「顔から首が全体的にどす黒い感じに赤く腫れぼったくなっていて、皮膚は硬い状態でした。それが、温泉に入り出してからは、日を追うごとに柔らかくなり、赤みもどんどん取れていったんです。ここに来るまでは、夜は3時4時に眠れるのがやっとでしたが、HRCでは睡 眠が整い、便通もすごくよくなって、そういうことも症状改善を後押ししてくれたようでし た」


  • すべてが収穫でした
  • 温泉のよさだけではなく、生活リズムが正常化されていたこともいい結果につながったのですね。ほかにもここにきて実感できた”よさ”はありますか?

    「同じつらさを分かち合える友達がたくさんできて、心からうれしいと思えたり尊敬できたりしたことと、その友達や相談員さんから『冷えを解消することがアトピーに限らず健康には大事』と教われたことと、体によくておいしいご飯を毎日いただけことも。九州の気候のよさも含めてここのすべてが好きになりましたし、自分のためにもなりました」

    京屋さんは秋田にお住まいなんですね。九州は地元とはかなり違うでしょうね。

    「気温も、咲く花も、明るさも違いますね。季節が違うように思います。秋田に戻ると寒くなるので不安でした。せっかくHRCで上げ ることができた状態を落としそうで。”冷え”に負けないように、帰ってからはなるべく自分にできることで体を温めるようにしました。湯治、食事、湯たんぽ、そしてスロトレ(※筋トレ「スロートレーニング」)も続けています。

    北国の方は、冷えに関しては地域的に不利な環境にあるといえますね。

    「そうですね。でもそれを知っておくことで改善できるのだと思うのです。冷えるなと思ったら動いたり温めたりして積極的に冷えを改善することが大事。体が温まると代謝力が上がると実感できました」

    ところで、一見して京屋さんにはアトピー症状が見受けられませんが、自覚するアトピーの回復度はどのくらいですか?

    「症状的には、手、肘の内側などに少し残っている程度ですが、精神的にはまだまだなので、今の回復率は50%といったところです。今年5月から仕事を始めたく思っていますので、それにより状態がどうなるかも見極めたいので…。もし悪くなったら、またここに来られれ ばいいなと思います」

    また来たいHRC。その魅力は?

    「ここのすべてです!肌にまとわりつくようなトロッと柔らかい温泉に何度も入って温まって、時間を自由に使ってスロトレしたり、外を 歩いたり、お友達と話したり相談したり食事に行ったりもできるし。こんなに仲のいい友達ができるとは思わなかったし。充実の時間がこ こにはあります」


  • HRCに来ると決めたことで「治すスイッチ」が入った、そんな感じの京屋さん。とてもかわいらしい雰囲気の女性ですが、担当相談員曰く「心の根っこが決まった、しっかりした考え方の持ち主」なのだそうです。
    ご自身でHRC滞在費用を捻出された点もとても立派で、そのお金を無駄にしないためにも、ここで吸収した知識、情報などをご実家でも実践していらっしゃいます。

    薬を断って約1年で、ほぼ症状を残さないところにまで回復!「あとぴナビ」に京屋さんの「克服体験記」が載る日もそう遠くないことでしょう。