一週間の滞在をきっかけに帰宅後、大きく改善!
今回の湯治人は、沖縄県浦添市にお住まいの「喜屋武 花鈴」ちゃん(沖縄県浦添市 8歳・小学3年生)です。
喜屋武さんご一家のお住まいは沖縄。沖縄という、自然豊かで温暖な気候にあっても、アトピーに悩まされる方は増加傾向にあるようです。ご一家の長女・花鈴ちゃんにアトピーらしい症状が出始めたのは3歳の頃。手足の節々に現れた炎症に、病院で処方されたステロイドを塗れば退く、塗らなくなればまた出るを3年間繰り返しました。ステロイドを断つと全身に症状が噴き出し、どうしていいかわからない状態に。漢方薬や光線療法などを経てオムバスに出会うのですが、湯船に浸かる習慣のない沖縄の人にとって、「湯治」は未知なる体験でした。そんなご一家に、試練ともなった最悪期”2年生の夏”がやってきたのです。その夏が、後のHRC滞在に大きく結び付きました。
- 一週間の滞在をきっかけに帰宅後、大きく改善!
- 花鈴ちゃん2年生の夏というのは、どういう夏だったのですか?
「学校に行けないくらいひどい状態になったんです。夏休みに入る前のことなんですが、朝、起きたら掻きだして、もうどうにも止まらないほどでした。学校に行くには行っても、他のお子さんの勉強にも影響するほど授業中に掻くので、先生も困っておられました。私はパートの仕事を長期で休んで学校について行ったり、この子があまりに眠れていないので休ませたりと、ずっとつきっきりになっていました。その前から学校のクーラーが寒いと言っていましたので、花鈴にとってはかわいそうな時期がすでに始まっていたんです」(お母さま・さやかさん)
そのひどい状態を緩和するためにHRCへ?
「はい。その状態は長く続いていました。3年生になる前の春休み、私が長期休暇をとれている間に一度行きたかったHRCに一週間、滞在することにしたんです」
HRCに一番期待された点は何でしたか?
「このひどいかゆみを少しでも楽にしてあげられればいいと思いました。実際、ここの温泉に入ったら、すべすべになりましたし、おうちで入るお風呂とは環境も違って楽しかったようです。家では暑がってなかなか長く入れず、上がった後のきついかゆみも嫌がって、お風呂に入りたがらなかったのですが、ここでは嫌がりませんでした。出た後に泣くこともなくなりました」
一週間の滞在の効果はいかがでしたか?
「滞在中も良さは実感していたのですが、帰宅後、大きく改善していったように思います。やっぱり、ここの1週間がきっかけになったように思います」
- 家族それぞれの煮詰まりが解消
- お母さまと花鈴ちゃんの2人での滞在、ご主人はおうちで大変ではなかったのですか?
「それがですね、楽しい面もたくさんあった一週間でした。どうしても私も奥さんも花鈴ばかりにつきっきりになってしまうので、嗣恩を甘えさせてあげられていませんでした。ストレスを抱えていそうな嗣恩にとってもいい機会になりましたし、花鈴がいると、私も睡眠不足を余儀なくさせられていたので、その解消にもなったんですよ」(お父さま・公さん)
お母さまにとっても家事から解放された一週間、のんびりできましたか?
「はい。それはもう楽しくて…。ゆっくり時間をかけてHRCの近くを花鈴と散歩したり、芝生のお庭でシャボン玉を飛ばしたり。家事から解放されることは普段ないので、ただこの子についていられる毎日が楽しかったですね。温泉の効果は感じられましたし、ご飯もすごくおいしくて、満足でした」(さやかさん)
HRC滞在組もご自宅でのお留守番組も、お互いにとっていい時間をたっぷり過ごされたようですね。
「はい。家族全員がそれぞれに気晴らしをして」(公さん)
でも、お互いにどうしているかなと心配もしあったり?
「ええ(笑)。そうですね」(公さん・さやかさん)
- 家族そろって2回目の滞在へ
- 今回、2回目の滞在は週末のみとなりますが、パパと嗣恩くんにとっては初めてのHRCですね。ここはいかがですか?
「奥さんから静かなところだよと聞いていた通りのところですね。アトピーを治したいとの同じ気持ちを持つ方々がこられているので、安心感というか、すれ違うご家族とお互いに気を遣う必要は一切ありませんし、とても楽な気持ちでいられます」
温泉はいかがでしたか?
「ほんと、しっとりしますねぇ。家では喧嘩ばかりの子どもたちが、昨日は二人でキャーキャー楽しそうに騒いで、長くお風呂に入っていました。気持ちいいんでしょう」
HRCの食事は気に入られましたか?
「はい。ここの食事はおいしいだけでなく、おかずの品数の多さに大感激ですね」(公さん)
「食事が体にとってどれだけ大切かがわかり、HRCの食事にならって、自宅でもなるべく甘いものや油もの、お肉は控えるようにしています。インスタントと缶詰も全く使わなくなりました。品数は、ここまで家では出せないから、ここでの食事はパパが一番喜んでいますよ(笑)」(さやかさん)
1回目の一週間の滞在は、家族それぞれの気持ちのバランスをうまく整えてくれたものだった―喜屋武さんご夫妻はそう語られます。しかも、花鈴ちゃんにとっては、春休みの最後に最高の泉質で湯治に集中できたことで、症状の緩和にもはっきりつながったようでした。旅の終わりに、「花鈴は3年生になったら一人で学校に行かなきゃならないよ。ママもがんばるから、花鈴もがんばってね」とお母さまから聞かされ、花鈴ちゃんはその約束を立派に守りました。
今後もまたHRCを利用したいとご夫妻はおっしゃいます。「症状改善も目的ですが、それだけじゃなく、息抜きとか、ゆったりした時間を味わいに。他の温泉旅行なんていらないんです。ここだと食事も温泉も集う人もすべてが安心できるから」と。
「HRCの温泉に入ると肌のツルツル感が全然違いますね。アトピーのおかげでいいことが一つだけあって、普通の3年生の子の親よりしっかりスキンシップを図れていることなんですよね」(お父さま・公さん)




