梅雨を楽しむ ~紫陽花(あじさい)編~【2008年07月01日】
慌しく生活する毎日。
時間に追われる日々。
時間の流れは無常にも早く、自分では気付かぬうちにその流れに
飲み込まれ、癒されぬまま日々の生活を過ごされている方は多い
のではないでしょうか。
本来、ヒトは日の出とともに活動を開始し、日没とともにその活動を
終えるものです。しかし、多忙な現代においては一日の活動時間も
長くなり、本来のカラダのリズム、体内時計と誤差が生じ、心身とも
に大きなストレスを抱える生活となっています。
都会の喧騒から離れ、いつもとは違う、ゆったりとした自然のリズム
に身を委ねれば、気持ちも穏やかになり、ストレスから解放され、リ
ラックスできる。
分かっているけど、実行するとなると億劫になってしまい、結局は時
間の流れに飲み込まれてしまう。
そんな日々の繰り返し・・・。
この悪循環を断ち切るために、何か工夫を講じなければなりません。
たとえば、「視点を変えて、生活する」。
昔から日本人は、花鳥風月に関したことに心を惹かれてきました。
とくに時の流れには敏感で、季節、年月の移ろい、時間の境目など
曖昧なことに風情と余韻を感じて生活してきました。
今はまだ梅雨。
梅雨は嫌いという人が多いのですが、この時期にしか楽しむことが
できないものがいくつかあります。
そういうものに視点を移して、梅雨を楽しむ。
都会に暮らしていてもいたるところに楽しめるものはあり、ただ時間
の流れに飲み込まれてしまい、見逃しているだけに過ぎません。
今の時期、風情を感じる代表的なものは「紫陽花(あじさい)」。

【写真】あじさいの小路(昇龍観音登り口:九州HRCより徒歩15分)
晴れの日よりも雨の日が似合う花、紫陽花。

【写真】雨に打たれるあじさい

【写真】咲き誇るあじさい

【写真】色鮮やかなあじさい

【写真】昇龍観音へ続く上り坂に見事に咲いています。
原産は日本で、七変化と言われるように咲いているうちにだんだん
色が変化して行く様は、日を変え、時間を変えて楽しむことができる。
視点を変えて、時間をゆったりと過ごすだけで、カラダ本来のリズム
を取り戻すことができます。そして、時間に流されず、時間を五感で
感じとることができれば、リラックスの度合いも大きく、自然治癒力も
高まります。
梅雨をどのように感じ、どのように過ごすか。
視点を変えて見れば、良いストレスにも悪いストレスにもなります。
これは克服のためのひとつのテクニックとして、非常に有効な手段
となります。
ただ、心に余裕がないとなかなかできるものではありませんが、常
日頃から心がけて生活し、習得できるように、意識して日々過ごさ
れてください。
きっと、みなさんの五感を刺激してくれるはずです。
文責:林 哲弘






