日本の農業には未来はあるのか【2007年10月15日】
今の農業は生産性を第一に考えて、どのような過程で育てられたかなど一切関係ない。
形がよくて、たくさん収穫できれば、それでいい。それが今の農業。
自然と向き合い、土と語り、作物とともに生き、自然のリズムの中で生命
を育む。
「本物の百姓がどんどん減っているし、後継者もいない。本当に寂しいことです・・・」と、
NPO肥前有機農業協議会の理事長を務め、自らを「昔ながらの百姓」だという「松本 隆則」氏がつぶやく。

自然の摂理というか、自然のなかに生きている作物は敏感に気象に反応する。
たとえば、稲の最後の葉、「とめ葉」と言いますが、この「とめ葉」を見れば、今年の台風の数(栽培している土地での上陸数)がわかる。
この「とめ葉」を見るとピュッと刻みが入っているというか、くぼみがある。
これがあるかないかで、今年の台風の数が分かるのだと言う。
その1回1回が台風の数。今年の「とめ葉」にはひとつだけ入っている。
どの「とめ葉」を見てもひとつある。
これは、先々月の8月2日に上陸した台風5号のことを示している。
台風上陸後にこのくぼみが出来たわけではなく、その前からあり、台風上陸を予知していたというのですから、自然の摂理には驚かされます。
「ですから、今年はもう台風の上陸はない。
すごいでしょ、自然のなかに生きている作物というのは。」
(作物がすごいというよりも、その作物と対話しているあなた、松本さん、あなたがすごい・・・)

また、この「とめ葉」は米の出来具合に大きな関わりがあるそうです。
同化作用といって、光合成をするのに重要な葉であるということ。
豊かな太陽の恵みを「とめ葉」でしっかりと受け止めて、豊かな結実へと導く。
この「とめ葉」が濃い、力強い緑色のときは稲穂の実りはすばらしく、実の出来具合は申し分ない。
しかし、この「とめ葉」の色が薄いと米の出来は落ちる。
害虫も生命力の差を感じ取り、色落ちしている「とめ葉」は食べないという。

*「とめ葉」
農薬を一切使わない有機栽培では、これを利用して害虫の駆除をしている。
害虫がつき始めれば、食用油の廃油を1000倍に薄めて、散布する。
すると「とめ葉」の色が落ちる。色が落ちれば害虫は食べない。
結果として、農薬を使わずして害虫から稲を守ることが出来る。
しかし、米の収穫が落ちる。
多くのコストや手間はかかるが、これが本来の農業。
生産性を考えれば、この方法は非効率的。
農薬を使えば一発で害虫を駆除できるが、その見返りは大きく、土がどんどん自然のリズムから離れていってしまう。
化学的に処理された土地からでは、本物の作物は実らない。
土を育てることがすべての基本だという。
作物を育てるより先に、すべての生命の源である土を、自然に、健康に育てること。
それこそが、本来の農業であり、これが「昔ながらの百姓」の仕事。
お伺いしたその日の午後、長崎の有機栽培をしている農家の方に会い、よい土の作り方を勉強しに行くのだと言う。
松本氏の土作りに対する考え、熱意に感動しつつ、ただただ感服するのみ。
HRCでは、これからも松本氏のような「昔ながらの百姓」が育てた作物を仕入れ、皆様に安全で、かつ健康、そして本当の食材の味をご提供できるように日々努力してまいります。

今回ご紹介した「昔ながらの百姓」、松本隆則氏が丹精こめて育てた、「JAS有機」認定のお米(ヒノヒカリ新米)をお届けできるように調整しています。

食味は最高。
舌だけではなく、からだが喜ぶ秋の味覚です。
| 品名 | 松本さんのヒノヒカリ 5kg | |
|---|---|---|
| 価格 | ¥3,990(本体価格 ¥3,800) | |
| 送料 | ¥525(税込み)※20Kg以内となります。 | |
| 発送 | 発送準備には1週間程度時間がかかります。余裕をもってご注文ください。 | |
| 限定 | 100袋限定販売となります。 | |
| 種類 | 玄米・7歩搗・白米の3種類からお選びください。 | |
| 電話注文、お問合せ | 電話 0120-81-8322 |






